HRリーダーズインタビュー

[SHRM2017インタビュー]「日本的人事」の外側を見る~SHRM2017から見えたこと~vol.6(完)

株式会社ピープルファースト

代表取締役

八木 洋介 氏

2017年12月15日

ルールに頼る「日本的人事」の外を見よ

日本の人事はルールによるマネジメントに頼りがちです。

人事だけではないですよ。

現場の人たちも「人事がルールを決めてくれないからできない」という議論がものすごく多いのです。

「人事がやり方を決めてくれないから、コーチングができない」「人事が教えてくれないから、フィードバックができない」そういう他律思考に現場も慣れてきてしまったのではないでしょうか。

人間は本当はそうではなくて、もっと自由度があるなかで、自分で考えて行動する時の方がやる気というのはたくさん出るのではないかと、ずっと言い続けています。

どういうふうにしたときに人のやる気が一番出るのかということを考えるきっかけというのを、今の行動理論は私たちに与えてくれます。

これまでの日本の人事がやってきた文化になってしまった人事を継続させるのではなくて、いま一度人間というのを見直してみる大きなきっかけになります。

これまでお話しをしてきたように、人事パーソンひとりひとりが、自分たちを取り巻く環境と世の中がこれからどう変わるのか、その中での自分たちの役割は何なのか、人間の本質とは何かを、一度、日本的人事の外側に出て考えてみることが、グローバル競争の中で過渡期にある日本企業の人事にとって非常に大切だと思います。(完)