調査結果
グローバル調査レポート
ビジネスパートナー人事に必要な9つのコンピテンシーと4つの活動
Reported by 小峯 郁江氏 一般社団法人日本能率協会 経営人材センター
ひとづくりグループ ソリューションチームマネジャー
守島 基博氏 一橋大学大学院 商学研究科 教授
〈調査概要〉
調査名:
HRコンピテンシー調査
調査対象:
全参加者数:30,042人(前回対比 1.51倍)
全参加社(組織)数:1509組織(前回対比 2.38倍)
全人事部門の評価対象者数:3877人(前回対比 1.47倍)
調査項目:
1.組織プロフィール 2.受診者プロフィール 3.コンピテンシーアンケート
4.人事活動の特徴 5.組織の特徴 6.事業概況 

[第1回] 潮流は事業に貢献する人事

 米国ミシガン大学、RBLグループに所属するデイビッド・ウルリッチ教授らが、1987年からグローバルベースで展開してきた「HRコンピテンシー調査」に、日本企業が今回(2016 年/第7回)、初めて参加しました。

 本調査は、人事部員・部門の活動実態についてグローバル統一のアンケート調査を行い、今日のビジネス環境において人事が事業に貢献するために求められるコンピテンシーを明らかにするものです。5年に一度、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、オセアニア、北米地域で実施されており、その時代、時代における人事の役割を示唆してきました。今回の調査の参加状況と調査項目は上記(調査概要)の通りです。

 前回調査と比較すると、圧倒的に調査対象が広がっており、ビジネスに貢献する人事の役割は世界共通の関心ごとであることがうかがえます。特に、アジア地域の回答数は全体の25%を占めるほどに増えており、同地域の経済・事業成長が人事の役割認識に変化を与えていることが推測されます。

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